sasakittyの日々の記録です。
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#大日シェイクスピアシリーズって何? |
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21日、大日マクベスの最終の稽古終わりました。
稽古ト云っても、概ねの流れをサラウだけです・・・。 レスラー達が演劇をやると思っている方も多い様ですが、選手達がやるのはあくまでもプロレスです。 芝居のパートも若干在りますが、「リア王」「ロミジュリ」から学んだ事は、選手達の勘の良さと、瞬発的に出て来るエネルギーの凄さです。 僕らが普段携わって居る、映画や演劇と言った表現の世界は、何回もリハーサル重ねます。 物に因っては段取り臭く成る物も良く在ります。 勝新太郎さんは、そんな段取り臭い芝居が嫌いで、勝さんが演出したテレビシリーズではライブな撮り方・・つまりアドリブを多用した演出方法をお取りに成ったそうです。 一言でアドリブと言っても、現場に居ると非常に難しい物が在るのですが、役者さんの中にはアドリブの得意な役者さんと、苦手な役者さんとが居るのです。 その点レスラーと云う人達は、アドリブの達人です。 ゴングが鳴った試合は、スリーカウント入る迄止まりませんから、次から次へと臨機応変に技を繰り出します。 ミュージシャンもそうなんでしょうが、ライブな表現と・・美術の様に積み重ねて仕込みをする表現ト云う物が在る訳です。 なので、試合の最後のマイクは構成台本には書かれていません。 選手達の心の叫びでこの物語は幕を閉じるのです。 大日本プロレスの波乱と栄光の過去。 今、直面している現実と苦悩。 そして・・これからの託す輝かしい未来の話が「マクベス」の物語になぞられて語られています。 過去の作品で、在るベテラン選手から言われた事ですが、「リア王の物語は物凄くプロレスとシンクロしているので驚いた。シェイクスピアは僕ら事を知っているかのようだった・・」 大日本プロレスにしか表現出来ないもの・・。 それが「大日シェイクスピア」のシリーズなのでしょう。 ト云う訳で・・本日の画像は。 バンクォーの化身と成った魚。 「ドラムカンナの冒険」「天守物語」などの素晴しい美術を手掛けられた、人形美術家の植松淳さんの作品です。 植松さんには映画「NECK」でも御一緒させて頂いて居り・・色々と相談に乗ってもらう偏屈な兄弟分です。 PR |
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無題
この松本清張先生のような魚、気になってました。
【2011/11/2612:05】||オジー#4fbeb0208f[ EDIT ]
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