sasakittyの日々の記録です。
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警察官をドロップアウトした人と云えば・・僕らの時代は映画「トラック野郎」の愛川欽也さん演じるヤモメのジョナサンです。
あくまでも映画の中のキャラクターですから、そんな人は余程の事もなければ実在する筈も在りません。 無難にやっていれば階級も低いですが・・一生 喰い逸れませんから、そんな人生を棒に振る人は余程の天才か莫迦に決まって居ます。 そして・・昨晩の大日本プロレス後楽園ホール大会で・・見事にそんな莫迦を目撃しました。 大日本プロレスの新人選手・植木嵩行選手です。 練習生だった頃から・・挙動不審な身の振る舞いの多い植木君でしたが、先日道場に僕が忘れ物をした際の行動が更に不審でした。 鞄の中から小さなノートを取り出してメモを取り出したのです。 私もプロレス業界の人々と10年間仕事をして居ますが、選手でノートにメモを取った人は初めて見ました。 他の選手に植木君の行動を誉めると「植木はメモ取っても覚えていませんから・・」と云う、当然の様なプロレス業界の返しが来る訳です。 そんな意識の中での植木選手の初後楽園ホール・・・対戦相手は超大先輩の試合巧者谷口裕一選手。 思い切り先輩の胸を借りる試合です。 そして緊張し乍らリングに上がった緑色のコスチュームの腰に描かれた謎の金色のペンタゴン模様・・・。 もしや・・・・。 と想い試合後にリングトラックの前で事情聴取をすると「県警に2年間勤務していました・・大日本のデスマッチを生で見て・・気持ちが抑えられなくなって警察は辞めました。」 と・・プロレスへの熱い決意を語ってくれました。 様々な夢を持った若者達が自分の夢を諦められずに叩く扉・・。 昨日ベルトを初防衛したイサミ選手の云う通り「大日魂と云う磁場」がそこには在るのでしよう・・。 大日本プロレス神楽坂の事務所の近所の「JIVA」と云うアトリエを設けた友人も・・きっと大日魂と云うINDEPENDENTの磁場に引き寄せられて仕舞ったのかも知れません。 イサミ選手の口から「磁場」と云う感動的な言葉が出た瞬間に・・僕だけ笑いを堪えるのに必死でした。 植木選手も・・今は笑っちゃう位の「警官顔」ですが、何年もすると見違える様なツラ構えに成るのが勝負師の世界です。 これからは植木選手の成長も楽しみの一つと成りました。 しかし・・黒板七郎さんと植木嵩行選手と・・二人も元警官の仲間がいると云うのも稀な事ですなぁ。 お二人とも・・大きな夢を掴んで頂きたい物です。 そしてリングトラックに積み込みをして居る選手の皆さん・・。 我々の世界ですと・・積み込みの際はパワーゲートと云うリフトを使います。 勿論このリントラにも付いて居るのですが、選手達はパワーゲートを単なるリアハッチ・・若しくはスロープ位にしか思ってないのでしよう。 いつも感心しますが・・全てて運びで積み込みます。 昔の港湾労働者じゃないんだから・・イマドキ全て手積みでやって居る人達なんて聞いた事が在りません。 しかし・・パレットに積んでフォークリフトで運ぶ事が主流と成って居る物流の時代。 この様な手積みの技術は引越屋さんと美術会社とプロレス業界にしか残されていないかも知れません。 短時間でキッチリ積み込むのは・・ソレはソレで大変な技術が在るのです。 PR |
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