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2024年11月21日  19時45分
社民党本部食堂
CATEGORY : [特殊な場所]
006年07月08日(土)

 昨日は、国会議事堂付近の神社で、近くクランクインする作品の御祓いと打ち合わせが在りました。
 丁度昼過ぎに終わった為に、さて「腹が減っては戦に成らぬ・・」と云う昔の日本人の理論で、お昼を食べる場所を探しました・・。
 
 余り馴染みの無い土地柄と居う事も御座居ます・・。一回行った事が在るのは、森嘉朗元内閣総理大臣が贔屓にして居る鰻屋さん位な物ですが、森の中の離れの料亭で、まっ昼間から鰻なんか食べた日には、狸や狢(むじな)に化かされそうな気配を感じます・・。
 
 とは云え、場所柄、マクドナルド等で呑気にハンバーガーなんか食べて居る日には、世界各国の、反米テロ組織の攻撃に巻き込まれる可能性が在ります・・。
 とは云え、国会周辺です・・。と無い知恵を絞った結果一件だけ安全な店を思い出しました・・。
 
 先日もお話致しましたが、安全は総てに優先する訳です・・。

 そして訪れたのが、社民党本部の在る、社会文化会館です・・。
我々中年には、社会党本部と云った方が、馴染みの深い所です・・。

 永田町の中でも、北の脅威の最も少ない場所です。しかも食堂は地下なので、あらゆる上空からの急襲にも安心して食事が出来ます。
 学が無いのでイデオロギーの話は良く解りませんが、入り口は歓迎ムードです。

私の様な、ノンポリの古風な思考をのオジサンでも、社会主義は飯を喰わせて呉れる様です。
 感受性と想像力だけは異常に進化して仕舞って居る私には、終戦直後の朝鮮半島各地で、飢えに苦しむ子供達にお粥を分けて呉れた、オモニの愛情と同じ物を感じずには居れません。
 有難い時代です・・。扉を開けて、薄暗い地下の階段へと進みます。
 
 公安に免許証番号を控えられて仕舞っているドジな私でも、自民党本部には、撮影で二度ほど行った事が在ります。 与党には警察の皆様の厳重な警備体勢が敷かれて居る為、容易には中には入れて貰えません。
 そんな事情で 政権与党は、お腹が空いたからと云う理由だけで、私の様な河原者の雑民に対して、飯を施して呉れる様な事は間違っても仕手呉れません。


私の様な、ノンポリ野郎は、階段を徒歩で下って食堂を利用させて頂きますが、福島代表は右手に見える深紅のエレベーターを御利用に成るのでしょう・・。
 常に革命の心を忘れない、党の姿勢に感銘を受けます・・。
床のレッドカーペットは、国会議事堂に対するオマージュなのでしょうか・・。一時も国政を忘れないと云う戒めの様にも感じられます。
 
いよいよ、席に付きますが、メニューは北朝鮮とは違い以外と豊富です・・。
 ビビンバや平壌冷麺は在りませんが、うどん・そばを始め、海老フライ定食や鰻定食迄在ります。アルコールも、日本酒とビールが在る様です。
 地球温暖化防止に配慮して居る為か、チョツピリ薄暗い感じが致しますが、70年代初頭デザインと思われる、黒いビニールレザー張りのダイニングチェア−からも、社会主義なムードを微妙に醸し出して呉れても居ます・・。
 土井たか子先生も御多忙な選挙期間中に、此の食堂で素うどんを啜り乍ら、天下国家を語って居たのかと思うと、興奮せずには居れません。
 辻元清美議員も、秘書達と食事をする際に、入り口のおばちゃんに人数を偽って申告していたのかも知れません・・。 ここのテーブル達は、其の総てを見守って来た訳ですから、そこら辺の学生食堂や社員食堂とは、伝統と格式が違います・・。
 
 
 壁に張られた、健康な暮らしを奨励する貼り紙の数々に、学校の保健室に通ずる物を感じますが、党員の健康と成人病予防と居う命題に賭けている、福島代表の愛を感じます。

 取り敢えず、空腹を満たす為に豚のショウガ焼きを発注致します、600円とは流石社会主義なリーズナブルな価格です。しかしブルジョアジーのシンボルとも言える、アイスコーヒーは、350円と云う制裁価格が取られている様です。

 予想以上にちゃんとした、ショウガ焼きですが、豚肉自体も脂肪分の多いロースの部位では無く、党員の健康に配慮したショルダーに近い部位を使用して居る様です。 食感からして、更にコレステロール値も低く、あの将軍様も奨励して居るダチョウの肉にも思えますが、酒浸りで麻痺した私のロクでも無い舌では、其の味の違いは判別する事は出来ませんでした。
 肉の大きさに対しても、関係諸外国に対する配慮を感じずには居れません・・。

 ようやく、安全な場所での食事を終えると、革命の血の色を思わせる、紅のエレベーターに乗り、正面玄関から出ます・・・。
 正面玄関には、山口乙矢青年に命を取られた、淺沼稲次郎委員長の彫像が鎮座まします。
 頭上で時を刻み続ける秒針に、死して尚 革命の動きを止めては行けないと云う、淺沼委員長の意志が伺えます。
 

食後の一時に、深い歴史と因果を感じます・・。
 
 入り口周辺には、「関係者以外立ち入り禁止」と2ケ所も書かれていますが、地下の食堂で同じ釜の飯を喰ってしまった此の私は、ニワカ同士として、大手を振って社会文化会館を後にした訳で御座居ます。
 
 お近くにお立ち寄りの際は、是非御利用下さい。デートコースとしても別れ話をするのに最適です。



 オマケです
地下鉄の永田町の駅の売店の画像です。

 永田町では、日本経済新聞の次に人気があるのが、東スポの様です。
日本の立法の中心部に、最もスピーディーに情報を伝えて居るメディアは、東スポだったのです。 
 東スポ侮れません・・。

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2007年02月24日  20時13分
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