sasakittyの日々の記録です。
#[PR] |
CATEGORY : [] |
#続 野毛 だるま寿司 |
CATEGORY : [特殊な場所] |
幸か不幸か・・・。
計画的なのか・・偶然なのか・・。 打ち合わせの後に・・、二日続けて横浜の野毛を散策しているsasakitty・・・。 どうしても、だるま寿司の中が観たい!!!と云う衝動に駆られて、遂に昨日だるま寿司さんに潜入して参りました・・。 本当に狭かった・・、 と云うよりも、外観と同じ大きさの店内でした・・。 写真も撮れない位の「引きジリ」の無さ・・(カメラと被写体が近いと言う専門用語です) しかし、そのコンパクトさが物凄く良い感じの店内です。 日本文化に造詣の深い外国人さんなら「千利休の茶室に相通ずる日本文化のシンボル的存在で在る」と、絶賛する事でしょう・・・。 と言う訳で、写真が無いなら絵を描くのが美術監督です・・。 大サービスの俯瞰図です・・。 セコい男なので、本来はギャラを貰わないと絵は疎か、一本も線を引かないのですが、感動の余り図解致します・・。 酒も入っていた為、当然記憶で書いて居ますから・・、3割位間違っていますがご容赦下さいませ・・。 この建物が出来る前は、別の場所でご商売をなさっていた様ですが、区画整理やらなんやらで、偶然にも昭和42年にこの場所に移って来たそうです・・。 そうです・・・昭和42年と云えばsasakittyと同じ年です・・。香山リカちゃんもウルトラセブンも同じ年です・・。 そんな昭和42年から、数える事40年の歳月を経ている訳ですが、大家さんが建てて呉れた建物と申しますのも、当時の時代を反映してか、小型の勉強部屋・・・つまりプレハブの勉強部屋をベースにして居る訳であります・・。 成る程・・・、プレハブの勉強部屋なら此の広さは頷けます・・。 しかし勉強部屋の寿司屋さんなんて勿論、神奈川県内でここだけでしょう・・。 いや・・世界中で此の店だけかも知れません。 プレハブ酒場と云うのは東京の恵比寿に現存しますが・・、だるま寿司さんとは些か趣が違います。 sasakittyが入った時は、常連さんと云うよりも・・友達の様な方が仕込み中から上がりを啜って居り、まさに口開けと云う感じだった為、写真は愚かメモ一つ取れないと云う様な状況でしたが、予想通りの超ベテランのご主人の仕事ぶりに、昭和を感じさせられる訳です・・。 此の手の店に行く時は、相変わらず幾らお客さんがいらしても、僕より年配の皆さんばかりです・・。 6人位並べるカウンターは、1時間もしないうちに満席に成りますが、60代位の先輩達と話して居ると、だいたい話題は年金と社会保障の話に成ります・・。 20年位前の昔の酒場の先輩は、再開発だの区画整理だの健康問題だの年金だの・・そんな詰んない話はしないで、昔現役だった頃のエロ話や、悪い事をした話なんかを嘘も交えて面白可笑しく話して居ましたが、最近の60代位の先輩の話の内容は、現実的でシリアスな物を感じます・・。 これもまた時代の趨勢なのでしょうか・・。 そんな訳で、店内は至って普通のネタケースとツケ台(寿司を出すスロープ状の台)に直接寿司やツマミを出すスタイルです・・。店が小さいだけで、予想した通りにストロングスタイルを行って居ます・・。 当然お座敷はありませんが、60センチ角位の黒デコラを貼られたテーブルが、壁に取り付けられており、丸椅子が4脚づつ配置されています・・。 MAXで15人位は入れそうな勢いです・・。 そしてプレハブなので、天井が付いていません。 つまり、屋根のパーツがいきなり天井ですから、更に茶室な感じが増強されます・・。 茶室な感じはいいのですが、夏は結構暑く成るそうです・・。 しかし、入り口側と、外に在るコレマタ仮設のトイレに出る引き戸を開けると、可成り風が通る構造なので、結構気持ち良く飲めそうな感じです。 店のトイレが外に在ると云うのも、勉強部屋ならではと云えるでしょう・・。 あと、此の店の特徴としては、電話機が黒電話しか無いと云う事です・・。 昔だったら、ピンク電話とか置く所なのでしょうが、こちらは黒電話です・・。 全く故障しないと自慢して居られましたが、ご主人自身も携帯電話は使い方が解らないと仰っていました・・。 携帯とPCを捨てた時が、全てから解放された究極の自由を獲得した瞬間だと信じて居るsasakittyに取っては、まさに仙人の様な日々を送って居るご主人な訳です。 肝心の寿司ですが、蝦蛄とコハダしか食べていませんがOKです。 ツマミのトリ貝と赤貝と鯵も良かったです・・。 横浜の漁師さんは、最近東京湾の蝦蛄が減ったと嘆いて居るらしく、捕獲しない様にして居るそうです・・。 皆さんサカナをツマミ乍ら潮流に付いて熱く語って居られました・・。 PR |
|
コメント[ 0 ] トラックバック [ ]
|
COMMENT |
COMMENT WRITE |
|
TRACKBACK |
トラックバックURL |
忍者ブログ[PR] |