sasakittyの日々の記録です。
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#大日本プロレス2.27後楽園ホール大会 |
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2006年02月28日(火)
昨日は、お弟子さんのあづヤンとその友人、+私の息子とで後楽園ホールに大日本プロレスを観に行きました。大日本プロレス(以下BJW)の皆様との出合いは既に4年前に遡ります。早い物です・・。 はじめと彼らと仕事をしたのは、ソフトオンデマンドと云う会社の企画した「一軒家プロレス」と云うイベントでした。後楽園ホールにリングでは無く家を建てて、プロレスラー達が戦うと云う、物凄い物でした。 へそ曲りのsasakittyは子供の時にも、アントニオ猪木やジャイアント馬場と云ったメジャー選手よりも、国際プロレスの上田馬之助選手の方が好きでした。プロレスと云えば、八百長だとかはじめから勝負が決まっているとか云う人が居ますが、私は格闘エンターテイメントだと思っています。商売柄、私は色々な興行(エンターテイメント)を観ます。芝居でもダンスでもライブでも様々な物が在ります、その総てに共通する物は、筋書きが在り筋書きに応じて稽古をすると云う事です。 自分自身もジョビジョバと云うお笑いグループの装置を担当していたので良く解りまが、中々アドリブは入れられないし、結末が全く変わってしまうと云う事も在りません。 スポーツや勝負事の面白い所は、試合中の様々な状況で、流れが変わったり、勝敗が変わったりする所に在ると言えるでしょう。 プロフェッショナルのアスリート達がミスの無い様にベストを尽くしているのに、少しの瞬間で敗北を味わうという、そこに感動が生まれるのでしょう。 BJWの得意とする試合形式の中に、デスマッチと云う物が在ります、分りやすく云えば、凶器を持ち込んで、血みどろに成って戦う訳です。別に血を観たくて見に行っている訳では在りませんが、流血や危険な事をも恐れぬ、男達の馬鹿さに素直に感動します。試合の瞬間 彼等は本当に輝いています。 素人には出来ない事をするのがプロですが、怪我をしないで戦い抜く彼等は、本当に凄まじい肉体の持ち主であり、表現者であります。 舞踏やバレエも見ますが、肉体を使っての表現者としては、レスラーという人々は舞踏家や役者やダンサーにも引けを取らない、物凄い物が在ります。それ以上に素晴らしいのは、どんな状況でも、アドリブで対応出来る勘の良さを持ち合わせています。これも、レスラーが役者や政治家に転向出来やすい、要素の一つかと思います。アピールが出来なければ一流とは言えない世界だからです。 「お父さんのバックドロップ」と云う作品で、新世界プロレスと云う団体の、選手役で出演して頂いておりますが、下手な役者以上に存在感が違います。 「あゝ一軒家プロレス」と云う作品でも、故・橋本真也選手と仕事をさせて頂きましたが、本当に素晴らしい表現力と勘を持ち合わせた方でした。 昨日の試合で更に感動した試合は、メインイベントの3WAY蛍光灯タッグデスマッチと云う試合でした。要は、二人づつの選手が3つのチームに別れて、どのチームが勝つかを争うのですが、蛍光灯を武器にして戦う訳です。一般の人々は蛍光灯を割る事等人生の中で3回位しか無いと思いますが、彼等は一試合で少なくても100本は割ります。その中でも頑張っていたのは稲松三郎という選手でした。 その六人の中でも、最もデスマッチの経験が浅い選手ですが、自分も何とかBJWの中で、自分の位置を確立したいと云う意気込みが、随所に伝わって来ます。 若いだけに 巧いとは言えませんが、全身でぶつかって来る姿は本当に感動します。最後は3カウントを取られて負けたのですが、多くの観客と選手迄もが彼に熱い拍手を送っていました。 リングと云う舞台には、男達の血と汗という物語が綴られているのでしょう。最高のドラマでした。 PR |
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