sasakittyの日々の記録です。
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#大木金太郎先生 |
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突然韓国に行ったのは、実は韓国迄プロレスを観に行って来た訳です。
日本は今、史上最多と言われる程のプロレス選手人口と団体数を誇って居るのですが、お隣韓国はかなり事情が違う様でした。 プロレス自体も余りメジャーなスポーツ興行とは言えず、団体も2団体と少なく、興行の回数も年間数える程しか無いと、地元のファンの方は仰っていました。 一山(イルサン)と云う街の、立派な複合文化施設の体育館で開催された、「金一(キムイル=日本のリングネームは大木金太郎さん)先生追悼大会」と云う大会でした。 まあ、こんな事でも無い限りソウルの一山に行く事など無かったと思いますから、人生と云う物は解らない物です。 画像は、ソウルのプロレスオタク(本人が流暢な日本語で言っていました。)のコン・クック・ジン君のブログに掲載されていた、試合の模様を撮影して居るsasakitty。 暢気にバカ声を上げて応援する積もりが、突如記録班を任命されての収録と成りました。 試合は大日勢も善戦するも、韓国WWAのプライドを賭けた熱いファイトにより、韓国選手達からスリーカウントを奪取する事は叶いませんでした。 後楽園ホールなどで良く挨拶して居たKAIENTAI DOJOの練習生キム・ナムソック君も会場で再会し、なかなか不思議な気分でした。 最後は、日本のプロレスをこよなく愛して呉れて居る韓国のプロレスファンの皆さんとしばらく歓談をして、会場を後にしました。 たまたま持参して行ったBJW大日本プロレスのTシャツを、プレゼントして来たのですが、着古しにも拘らず、喜んで頂けた様でした。 一人の韓国プロレスマスコミの方も、「リア王」をテレビで見て頂いたらしく、「リア王のプロデューサーの方ですよね?」と話しかけて来られて、「大変面白かった・・。」と感想を頂きました。 プロレスと云う共通の言語で、こんなに遠くの友達が出来るとは・・・本当に有り難い事ですな・・・・・。 あらためて大木金太郎さんことキム・イル先生に感謝致します。 大会の後は、ひたすら日本語の通じない清涼里市場の一杯呑み屋で豚のシッポを齧り乍らマッコリを啜り、食堂で焼酎を飲み・・・、楽しい休日でした。 日本が統治時代(日帝時代)に整備され、1987年迄使われて居たソウル刑務所も見て来ましたが、1920年代に建てられた刑務所が1987年迄使われて居たと云う事実に驚きました。 ここで、朴政権時代から、反政府共産主義分子が収監されて居たのかと思うと、此の刑務所に刻み込まれた歴史を痛感致します。 終戦後40年位使用していたにも拘らず、朝鮮動乱時の事に触れて居ないのは、史実を知りたい者の立場としては、若干物足りない物を感じました。 帰国は20時頃のフライトでしたが、夕暮れ時のソウルの道路の渋滞状況を嘗めて居たsasakittyはガイドブックの情報をわりと真に受けていました。 「まあ・・40分位で着くだろう」と思って南大門のホテルを5時40分に出ましたが、南大門から漢川沿いを通って金浦空港迄の混雑振りは半端では在りません・・。 夜中だと30分位で着く距離ですが、下手したら90分は掛かりそうです。 ソウル駅からのリムジンバスだとソウル駅のバス停に地下鉄に乗って辿り着くのに10分、バスを待つ事更に20分・・・バスで移動する事80分と絶望的な時間が掛かりそうです。 ホテルのフロントに訪ねると「模範タクシーだと50,000ウォン位」掛かると云う話です。 模範タクシーと云えば、ボラナイ替わりにスマートな運転をする事に定評の在る、ソウルのタクシーです。 しかしココは一刻を争う事態です。 ベテランの韓国アジョシのS級のハンドル捌きに賭ける事とします。 韓国のタクシードライバーの気性の荒さは、昔から有名です。 オートレースや競艇の選手に成ったら可成り手強そうなアジョシ(オジさん)ばかりです。 南大門市場前の大通りに出て、慌てて乗り込んで行き先を告げた僕らの様子を見つつ「金浦空港か?、金浦空港か?」と二度程聞き返すと徐々に闘志を燃やし始めます・・・。 空いて居る車線をガンガン攻めつつ、ウインカーも出さずにどんどん空いている隙間に突っ込んで行きます・・・。 山陽オートレース所属「内線のガードマン」こと穴見和正選手並みに、追い越し車線はガードしつつもインコースが空くと、容赦なく頭から突っ込んで行くのです・・・。 「チョワヨ!!(上手いね!!)」と、そのベテランの絶妙なドライビングテクニックと、ソウルのタクシードライバーとしての度胸を褒めて差し上げると、「하하하〜하하(ハハハ〜ハハ)」 と不敵な笑いが帰ってきました。 不敵な笑いと共に、唸るエンジン・・・上がるスピード・・・。 ソウル・アジョシの真骨頂を発揮してくれて居ます・・。 味方にするには頼もしいですが、まさに敵に廻したく無い相手です・・・。 ウインカーを出さずに三車線ぶっちぎりの車線変更は3回位やっていましたし、ライバルのリムジンバスが3秒位クラクションを鳴らして来ても、一歩も譲りません・・・。 物凄い早さです・・・。 道も次第に空いて来て、遠くに微かに金浦空港が見えて参りました・・・。 「빠르다!!!!!(パルダ!!=早い!!)と、アジョシのテクニックを絶賛すると・・コレ又・・ 「하하하〜하하(ハハハ〜ハハ)」と不敵な笑いが帰ってきました。 マジで凄かったのですよ・・。 ガイドを見たら一般タクシー料金は15.000ウォンから30.000と書いて在りましたから、21.000ウォンは上出来な成績と言えるでしょう。 いやはや・・噂には聞いていましたが凄まじい物でした。 画像はそんな、ソウルのタクシーです(注・・・この車両では在りません)。 ビギナーの方は この様な危険なマネをせず、ゆとりを持って行動する事を御進めします。 PR |
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日曜日は 佐々木さんたちを 会えて すごく うれしかったです^^。
機会が あったら また 韓国に 來てください^^。
PS. タクシー....すごかったですね(汗)