sasakittyの日々の記録です。
#[PR] |
CATEGORY : [] |
#キトラ古墳 |
CATEGORY : [特殊な場所] |
カレコレ15年以上に亘って実施されて居る、2月10〜11日のsasakittyの関西巡礼ツアー・・。
要は、橿原神宮に建国記念を祝い、国家の安寧に感謝の意を込めて参拝を続けている訳ですが、今年も濃厚な旅と成りました・・。 今年は、主に新しく知り合いに成った関西の現代美術系のお友達と、ミナミでイロイロとお話ししたり・・・、串カツ食べたり・・・きずし食べたり・・・ドテ食べたり・・・粕汁飲んだり・・・センマイ食べたり・・・味園泊まったりと・・・、次の関西仕事のリサーチしたり、空いた時間で次の仕事の参考試写したり・・。又、例によって遊んでるんだか働いてるのか解らない時間を堪能させて頂いた訳です・・。 そして、散々飲んだ翌日は・・阿倍野橋から橿原神宮前駅迄向う訳ですが、コレ又毎年大体同じコースなので、千日前の竜田屋さんで朝飯を喰い・・・タクシーに乗って駅に向い・・・特急に乗って橿原の駅で降りて・・橿原観光ホテルで紅茶を啜り、拝礼に臨む訳です・・。 祭式自体は明治のアタマ頃からやって居り、130年以上行っている訳ですから毎年同じ式次第で、厳粛にとり行われて居ります。 詰まらないと思う人も多々居ると思いますが、15年以上参列して居ると、毎年僅か乍ら色々なリニューアルが在る訳です・・。 神道と云う物は、伝統を重んじ乍らもしっかり改善も怠らない宗教なのでしょう・・。 宮司様が変わると、最後の〆のスピーチが結構変わります。 宮司様と云えども人の子ですから、大人しい方もいらっしゃれば・・やや過激な方もいらっしゃったりします・・。 あと、代表で拝礼為さる人々の、メンツが変わったりとかします。例えば・・・「今年は高市早苗先生が落選したから来てないな・・・」とか、余計な心配が沢山在る訳です。 会場のパイプ椅子が新しく成ったり・・・防寒対策で廻廊にビニールシートが貼られたり・・・ストーブが置かれたり・・はたまたそれらが撤収されたり・・場内の大型テレビモニターが液晶テレビに変わったり・・・尺八の伴奏をなさる登山流宗家の若い家元がややお年を召し始めたり・・・。たった15年の間にも、様々な栄枯盛衰が在る訳です。 そんな年中行事も定刻通り12時30分に終わると、今年は高校生時代の美術部の仲間と突然橿原神宮の駅前で待ち合わせる事と成りました。 申し訳在りませんが、 何でも突然のsasakittyです・・。 3年前に、東京から奈良に移住したそうなのですが、今では何故か日本で一番バブリーな人口6.010人の明日香村の村民に成って居るそうなのです・・・。 ファミレスとかで、世間話でもして別れようカト思ったら・・・村の中を案内して呉れると云う展開と成り・・突然、飛鳥観光ツアーと成って仕舞いました・・。 普通はレンタサイクルとか借りて、一日掛けて散策するのでしょうが、こちらは何故か八王子ナンバーのルノーです・・。 あちらこちら見て回るかと云う話も在りましたが、全部観ると来年から来る楽しみが無く成るので、取り敢えず石舞台に向います・・。 歴史の教科書では何遍も見た事は在りますが、実物を見るのは初めてです。 昭和27年に史跡として登録された様ですが、よくよく観ると石と石の接合部分がモルタルで補強されています・・。 周囲の景観も、飛鳥の時代と云うよりも・・16世紀頃(?)にでも造られた田んぼの形状が色濃く主張して居る為、古墳と連想付けるには可成りの想像力を要します・・・。 発掘した時点で盗掘されていた様ですから、1800年間の年月の間には、さぞ色々な事も在ったでしょう・・。 当然中に人が棲んでいた時代も在れば、石室の中で様々な人の営みが行なわれて居た事も容易に想像出来ます。 何でも公園にすれば良い物では在りませんな・・・。 その次ぎに伺ったのは、日本最古の寺と言われて居ります、飛鳥寺跡です。 日本最古と云われる飛鳥大仏で有名ですが、コレ又二度の火災に因る消失を辛うじて免れた補修の跡が生々しいと云う印象を持ちました。 そして、古墳とは関係なく、村の面白い所を数カ所観に行きましたが、最後に行ったのがあの有名なキトラ古墳です・・。 世界最古の天体図と歴史的に非常に価値の高い壁画が発見された事で有名ですが、強引な調査法によって壁画と古墳内をカビだらけのズタズタにしてしまった事でも有名な所です。 そんなキトラ古墳ですが、アルタミラ洞窟みたいに見学出来る様に成って居るのかと思いきや・・・な、なんとその姿は・・。 絶命間際のひん死の状態・・・・集中治療室さながらな姿を露呈して居りました・・。 これが我が国の文化財保護の現状なのでしょう・・。 後世に残る大失敗を隠蔽する為に、莫大な予算を使い続けるのでしょう・・。 役人と大学の先生の考える事は解りませんな・・。 7世紀頃の古墳を21世紀に覗き見してたら、墓穴を掘って仕舞ったなんて、落語みたいな話でした。 PR |
|
コメント[ 0 ] トラックバック [ ]
|
COMMENT |
COMMENT WRITE |
|
TRACKBACK |
トラックバックURL |
忍者ブログ[PR] |