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2024年04月26日  16時27分
高速バスに乗って。
CATEGORY : [未選択]
  浜松に人生で初めて新幹線で行きました・・。
しかも三島からですよ。
   御殿場で一件用事を済ましてから、先ず東海道線で三島に出たわけですが、
電車の旅は良いものですな〜。

   そんな塩梅で、旧知の仲間と濃厚な打ち合わせと成った訳ですけれど・・・確実に呑む展開に成りそうだったので、宿を取っての会でした。
   まあ、10年分以上の積もり積もった話も済ませ、都に戻った訳ですけれど・・都内には昼過ぎに戻れば良かったので、色々なルートを考えた挙句、以前から勧められて居た高速バスで帰る事と致しました。
   高速バスもまた人生で2回しか乗った事は在りませんから、矢張り楽しいわけです。

   ロケバスやらハイエースでのロケハン移動と云うのは平気で3時間ぐらい詰め込まれての移動ですから、ひたすら爆睡して居るだけですが、そんな事で文句を言っていたら、国内全行程バス移動の大日本プロレスの皆さんに怒られて仕舞います。
   
   約3時間位の旅ですが、バスの振動は本当に良く眠れるのです。

ト云う訳で、憧れの青いツバメのバスに乗り込みました。

   高速に乗ったと同時にほぼ爆睡して、二回のパーキングエリアの休憩でも車外に出る事も無く、無事に首都高に進入した頃に事件は起きました。
    後方の席のお客さんが突然「てんかん」の発作を起こして、一時昏睡状態に成って仕舞ったのです。

   同乗していた友達が、運転手さんに伝えて、駒沢の辺りを過ぎた路側帯に停車して、消防に電話をし、救急車を手配しました。
  そして、お客さんに状況の説明を行うアナウンスを始めたのですが、最後に・・・あらゆる乗り物パニック映画で良く聞く「どなたか医療関係の方はいらっしゃいますか?」ト云う車内放送が流れるわけです。
    すると・・・どういう訳だか嘗ての小林桂樹さんみたいな、50歳後半の激シブの歯科医のドクターが乗り合わせて居たのです・・・。

   「脈はまだ早いですが落ち着いてきたので大丈夫」と、見事なコンビネーションで到着した救急隊と連携を取って、事なきを得たのです。
  普段は肩身の狭い中年のオジサンも、こういう時は地獄に仏ですから、単に中高年を疎ましい目で見ては行けないと、助けられたお嬢さん達には伝わったことでしょう。 
   本当にこう云う事態には、国分太一さんみたいな救急隊員や医者は現実には現れません・・・
    本当に映画やドラマでの主役の美化は罪深い事をしています。

   その間もJHのパトロールの職員さんも、パイロンを並べて一車線つぶして、玉川から来る救急車を待って居ましたから、 上り線は渋滞していた事でしょう。
   
   しかし・・・ロケバスだったりすると、百戦錬磨の人ばかりが乗って居ますから、100%路側帯で救急車を待つなんて事はしないでしょう。  
  
    次の停車場所のマークシティーにはあと10分以内で着きますから、用賀から現場に向かう救急隊を待つより、マークシティーに救急車を待機させる策を取るか、池尻の出 口付近に救急車を待機させるかどちらかを選択したと思います。
   予想通り、救急隊の到着には30分ぐらい掛かりましたから、取り敢えず出口を目指すのが懸命かと思われましたが、最近の緊急処置の基本は「動かさない事」の様ですから、どんな不便な場所でも動かせないんでしょうな・・・。
   
   路線バスはすべての運行経路は国交省に届け出て決められていますから、直ぐ近くに病院があっても迂回は出来ませんからコレ又待つしか無いのでしょう・・・。

  運転手さんも次のバス停まで走ると云う判断をすると、「非人道的」とか言われそうですし、万が一 症状が急転した時に責任を追求されるのでしような・・・・。

    当然僕なんかも医師免許も持って居ませんから、脈拍を見て気道の確保をしたただけで「大丈夫だ!」とか言っても、事故に至った場合・・遺族から責任を追求されかねません。
    救急車が到着した頃には、呼吸も正常に成っていましたが、取り敢えず大事を取って彼女達は救急車に乗って行きました。

   撮影現場でも突然過呼吸で子役の少年が倒れた事が有りましたが、その時もメイクさんが涼しい日陰で口にビニール袋を持たせて呼吸を整えさせただけでした。
  本当に映画人は余程の事がないと救急車は呼びません。
  その理由は   救急車を呼ぶ前に、制作部さんが車に乗っけて病院に連れて行っちゃうからです。
   その処置法が正しいとは言い切れませんが、今の時代は全てに於いて責任が付きまとうので、些細な事も大きくなって仕舞うのでしょう。
  
   しかし、「高速バス」「てんかん」と聞くと、タイムリー過ぎて慎重に行動する気持ちもわかります。

   とりあえず皆さん無事で何よりでした。

ト云う訳で本日の画像は、
浜松の名店「トラックバー」

  古くさい唄にうまい酒に面白いマスターにマスターの描いた良い絵が飾られて居る素敵な店でした。
   


















































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2012年05月18日  06時43分
コメント[ 5 ]
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COMMENT
高速バスですか…
先生のイビキはハンパないですが周りの視線、厳しく無かったですかw
【2012/05/1807:30】||通りすがり#c0c2ed0f[ EDIT ]
 昔から相部屋なんかの場合は寝たモン勝ちです・・。
 でも残念ながら乗り物の場合はイビキが出ないんです。
【2012/05/1908:28】||sasakitty#9377606c75[ EDIT ]
乗り物にイビキがでないなんて、どこで証明されてるんでしょうwロケバスの中で素晴らしいサウンドをなんども拝聴していますが..,
【2012/05/1911:50】||マダムハニー#582e3b610f[ EDIT ]
以前汗くさい球児たちの店「」というのを見た記憶がありますが、「くさい」というのは店舗として魅かれるキーワードですね、入るかどうかは別として。
【2012/05/2513:04】||オジー#4fbeb0208f[ EDIT ]
「泥臭い」「貧乏臭い」「爺臭い」「インチキ臭い」イロイロと在るもんですな〜。
「きな臭い」もありました・・。
【2012/05/2514:12】||sasakitty#9377606c75[ EDIT ]
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